在学生の声

今の専攻、研究室を選んだ理由は?

学部生の時から超伝導に興味がありました。 研究室内のグループ配属は、コロナ自粛期間中にゼミに誘っていただいたことと研究テーマが単純に面白そうだと感じたことから決めました。

学部生の頃と比べて変わったと思う点は?

自分から動くようになった点です。先生と日々議論しながら研究を進めています。また、小さい測定試料への端子付など、細かい作業が得意になったような気がします。

研究は何が楽しいですか?

実験結果の考察です。特に、予想とは反した結果が得られた際に考察して、頭の中で次の実験の方針を立てているときが一番楽しいです。


今の専攻、研究室を選んだ理由は?

高校の頃、物質の最小単位である素粒子に興味を持ちました。それが研究できるのが物理学だと知り、素粒子の世界に挑戦したいという気持ちで物理学専攻を選びました。

学部生の頃と比べて、変わったと思う点は?

学部は今と違う大学にいたのですが、そこでは与えられたテーマの研究をしていました。一方、私が現在所属する研究室では、研究内容の大まかな方向性を自身で決めることができます。ですので色々な研究対象やトピックに興味を持つようになりました。 

研究は何が楽しいですか?

理論研究は自分の頭だけで物理と向き合います。一人で静かなところで好きなだけ考え続ける時間が好きです。


生物物理学研究室(渡辺グループ)

辰田貴哉さん 

今の専攻、研究室を選んだ理由は?

最先端の研究を通してスキルアップができそう、やりたい研究ができる環境が整っている、という理由で選びました。

学部生の頃と比べて、変わったと思う点は?

一番の違いは、学部生の頃は座学で話を聴くことがメインであったのに対し、研究では主体的に考えて行動する必要があるという点です。研究が好きなので、毎日好きなことを夢中でやっているような感じで、充実した研究生活を送っています。 

研究は何が楽しいですか?

自分の興味のあることを深く追求できることが楽しいです。機械学習を主に行なっているのですが、思い通りの結果が得られると嬉しいです。思い通りにいかなくても、それを解決できたときに大きな達成感が得られます。


宇宙物理学研究室

後藤初音さん 

今の専攻、研究室を選んだ理由は?

X線やガンマ線に興味があり、物理学を専攻しました。宇宙物理学研究室では、宇宙を探るためだけではなく医療用CTなどの地上で用いる技術も研究されていることから、自分の好きな研究がきっと見つかるだろうと思い、この研究室に入りました。

学部生の頃と比べて、変わったと思う点は?

研究を行う過程で、自分で課題を見つけて行動する点に自由度を感じます。与えられた課題をこなし続けていた学部生のころと比べ、悩むことが格段に増えましたが達成感も大きくなりました。 

研究は何が楽しいですか?

実験装置の設計から組み立てまでを行っていますが、設計したものが出来上がって形になる瞬間がとても楽しいです。また、自分の作った装置でこれから実際に実験が行われ、何年も利用されていくことを想像すると嬉しく思います。


ナノ物理学研究室

浜本和さん 

今の専攻、研究室を選んだ理由は?

理論だけではなく、実験で確かめたいと思って選びました。またナノ研は装置がたくさんあって、一人一台使うことが出来るので、個人単位で実験を進められるのも良いなと。

学部生の頃と比べて、変わったと思う点は?

学部の時は、装置の使い方や理論などを学ぶ側だったのが、院生になって教える側になったなというのは感じます。教える際に自分の理解が不足している部分などが分かったりするので自分のためになることも多いです。 

研究は何が楽しいですか?

まず個人単位で実験を進められるので、自分で試行錯誤が出来るところ。それと実験の結果が画像として出てくるので分かりやすいというのも、面白さに繋がっているのかなと思います。