ESR-STMで世界をリードする韓国のCenter of Quantum Nano Science (QNS)で毎年行われているICQNSにErlinaさんと吉田さんが参加しました。世界中から低温STMの研究者だけでなく、さまざまな分野の著名な量子ナノサイエンスの研究者が集まっていました。Erlinaさんは、前川君、下川君、島村さんの多大なる協力を得て開発中のESR-STMの装置開発状況に関する発表を行いました。QNSの所長のHeinrich先生も発表を聞きに来てくださり、興味を持って頂けたらと様子でした。吉田さんは、QNSのJangさんや東大物性研の土師さんといった、物性研時代のラボメンバーと再会することができました。会議の2日目には、多くの低温STMがそれぞれ異なる防音・シールド室に設置されたQNSの巨大な実験施設を見学し、大変感銘を受けました。我々も頑張らなねばいけないですね。夜は毎晩楽しい懇親会が繰り広げられました。QNSのPhark先生、台湾の陽明交通大学のLin先生、東北大の米田先生など楽しいメンバーとたくさんの議論ができました。来年のICQNSには我々のESR-STMでの結果を報告できるように頑張りましょう。