金沢大学で行われた2024年度日本物理学会北陸支部定例学術講演会に研究室から多くのメンバーが参加しました。今年度は金沢大学の幹事年ということで発表だけでなく、運営に関しても皆さんに協力してもらいました。ランチの後に行われた特別講演会の講師は、金沢大の物理に着任したばかりの高橋圭先生でした。世界一の品質の酸化物薄膜の研究結果でとても迫力のある発表でした。みんな圧倒されていましたね。みなさん、発表に、運営の手伝いにお疲れ様でした。

今回の研究室からの発表内容は以下の通りでした。

「Mn/FeSeヘテロ接合における長距離近接効果の観察」
金沢大物理，金沢大総合技術,
森山曉栄，小畑由紀子，島村一利 A，吉田靖雄

「金表面上に蒸着した1,10-フェナントロリンの低温走査トンネル顕微鏡による観察」
金沢大物理，金沢大総合技術 A，筑大数理 B，北大触媒研 C，九大 I2ACNERDD
兼子裕矢，Erlina Tik Man，小畑龍之介，下川貴也，Tzu-Yen Cheng，小畑由紀子 島村一利 A， 林田健志 B，武安光太郎 C，中村潤児 D，吉田靖雄

「面内強磁場印加型の超低温・超高真空走査トンネル顕微鏡の開発」
金沢大物理 A，金沢大総合技術 B，東大物性研 C，九大工 D
佐藤魁和 A， 高橋駿哉 A， 前川洋輝 A， 島村一利 B， 土師将裕 C， 長谷川幸雄 C， 河江達也 D， 吉田靖雄 A

「銅酸化物超伝導体 Bi2Sr2CaCu2O8+δ を用いた d 波超伝導探針の作製」
金沢大物理，北陸先端大 A，筑波大数理物質 B 
下川貴也，小畑由紀子，安東秀 A，柏木隆成 B，吉田靖雄