エリーナさん学位取得そして卒業へ

博士課程の学生のエリーナさんが学位を取得され、無事に卒業となりました。おめでとうございます。それから、以前に研究室に短期間所属していた、レナス君も学位を取得され卒業されました。おめでとうございます。昨夜は、エリーナさんのお友達の宇宙研の後藤さんもお誘いして、大和のレストランでみんなで二人のお別れ会をしました(ドイツ留学中、学会直後の休暇中の人が多かったのが残念)。

エリーナさんはまだ動いているSTMが研究室になかった時代に、筑波大から貰い受けた壊れたUNISOKUのSTMを修理・立ち上げをほぼ一人で一年かけて行なって、現在ではその装置が研究室の主戦力になっています。その後も、現在では後輩の前川君、岸本君に引き継がれているESR-STMの開発を開始し、超高真空チャンバー内の高周波ケーブルの基本的な構造の設計と製作をしてくれました。また、インドネシアに1ヶ月間滞在し、第一原理計算をマスターするなど、コロナ禍で色々と難しい時期がありつつも、精力的に研究を進めてくれました。今後はつくば市にある物質材料研究機構の川井茂樹先生の研究室で博士研究員として研究を続けられます。マスターから5年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。エリーナさんの今後に期待です。また是非いつでも遊びに来てください。学会等でもまたお会いしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です