M2の下川君と森山君が台湾の国立成功大学でのリサーチインターンシップに旅立ちました。

3月まで滞在していた、台湾の国立成功大学のホワン君のホームであるホワン先生の研究室にM2の下川君と森山君が旅立ちました。コロナ禍で3年間停止していたJASSOの台湾トップ大学へのリサーチインターンシップ・プログラムとして9月までの8週間の滞在になります。二人は博士課程への進学を希望して、金沢大学で始まったばかりのQE(qualify exam)を先週の頭に受験した後にすぐに旅立ちました。ホワン先生は台湾の物理学会の会長を勤められたこともある台湾物理学会の重鎮で、主に薄膜の研究を専門とされています。ホワン先生の研究室には、大きな部屋いっぱいに広がる超高真空チャンバーが所狭しと並んでいて、ありとあらゆる薄膜育成の装置をお持ちです。磁性薄膜をやってきた森山君だけではなく、これから超高真空、STMの世界に足を踏み入れようとしている下川君にとっても学ぶことが多いと思います。また、海外での長期滞在は、視野を広げるためにもとても重要だと思います。二人が到着した晩には、早速ウェルカムパーティが用意されていようで、楽しげな写真が送られてきました。博士課程での研究に幅を持たせるための、素晴らしい滞在となることを心から祈ってます。

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