Ervin君の修士論文公聴会が終わりました。

M2のErvin君の修士論文公聴会が無事終了しました。Ervin君は金沢大学機械工学専攻の宮嶋先生から頂いた高エントロピー合金の表面を、表面科学的な手法を用いて清浄化し、低温STMを用いた原子スケールでの構造・電子状態の研究を行いました。清浄化の条件だしは困難を極めましたが、粘り強く実験を行うことで、表面の清浄化に成功し、原子ステップと原子構造の観察に成功しました。また、これまで報告されてない新たな構造の観察にも成功し、高エントロピー合金表面の新たな可能性を示しました。Ervin君、おめでとうございます!Ervin君は今後、今回の結果を論文にまとめるための、追加実験を行なった後に9月末で卒業し、半年間の日本でのインターンシップの後にインドネシアに帰国される予定です。Ervin君、本当にお疲れ様でした。

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